療養中に始めた趣味に歌ってみた動画の投稿があります。最初に録音するときに色々と戸惑ったので、今後やってみたいと思っている方に向けて、私のやり方をご紹介します。
iPhoneだけでアップロードまでする方法もありますが、どうしてもクオリティが落ちますので、今回はパソコンを使用する方法の紹介です。まずは最低限、録音に必要な機材についてです。
動画版はこちら
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コンデンサーマイク
まずはもちろんマイクです。最初に私がやってみようと思ったときは、USBで接続できるダイナミックマイクを使用していました。一般的にカラオケなどで見かけるものですね。ただこちら、録音には向いておらず、録音してみると良い音とは言えません。
それで色々なサイトのオススメとかを探して、楽器屋の店員(友人)にも相談して購入したのがこちらのAT2020というマイクです。
お値段的にも入門に良いという意見がたくさんありました。こちら特に問題なく使用しています。注意点は録音時にマイクの前と後ろを間違えないことくらいです。
オーディオインターフェイス
こちらは耳慣れない方が多いかもしれません。簡単に言うと、パソコンとコンデンサーマイクを接続するものです。この機械で入力音量の調整ができたり、ヴォーカルマイクとギター等の楽器が同時に接続できたりします。
おすすめはたくさんあり、値段も様々で迷いましたが、こちらの商品を購入しました。
入力が2つのタイプです。コンデンサーマイクは電源を供給しないと動かないので、オーディオインターフェイスから電源供給を行います。
私は歌配信をやりたかったので、ループバック機能がついているRubix24を選びました。ループバックとは、パソコンで再生している音(Youtubeや音源)とマイクで拾っている声とを混ぜてから出力する機能です。これで配信の際のラグがなくなります。ソフトウェアで解決する方法もあるようですが、ツマミを動かすだけでできるので圧倒的に簡単です。
ケーブル
マイクとオーディオインターフェイスを接続するには、XLRケーブルというケーブルが必要になります。ケーブルは太くて頑丈なものをなるべく選びましょう。
ケーブルは太いほど良い!
ステレオ変換プラグとヘッドフォン
こちら、私は完全に失念していました。家にたまたまあった使っていない電子ピアノからステレオ変換プラグを奪って使用しています。オーディオインターフェイスの出力はモノラルなので、録音やミックスの確認にはステレオ変換プラグが必要になります。
ヘッドフォンはお手元のものでとりあえず大丈夫です。スピーカーがあってもいいですね。イヤホンも音質の良いものならいいかもしれないです。100均はさすがにやめておくのが無難でしょう。
マイクスタンド
コンデンサーマイクは繊細なので、手に持って歌うわけにもいきません。マイクとの距離も音に影響しますので、固定しておくのがいいです。私は立って歌いたかったのでこちらを購入しましたが、スペースの関係とかで座る方は卓上の商品で良いと思います。
ポップガード(マイクと口の間に置くやつです)が付いているものも多いですし、コンデンサーマイクとダイナミックマイクの両方を接続できたり、スマホスタンドが付いていたりするものもあります。私は全部載せで!って感じで買いました。持ち運びもできますし、立っていても座っていても使用できるので気に入っています。
パソコン
USB接続の可能なパソコンを用意しましょう。スペックについては割愛します。ゲーミングPCとかの方は問題ないです。
DAWソフト
DAWというのは、録音したり、録音した音源を編集したり伴奏に馴染ませたりする作業を行うソフトです。オーディオインターフェイスには付属のDAWソフトがある場合も多く、先述のRubix24には Ableton Live Lite というソフトが付属していました。
私はフリーソフトの Cakewalk by BandLab を使用しています。個人的に直感的に操作しやすいです。また、無料なのにMIXに必要なプラグインが付属している点が魅力です。
まとめ
以上が、それなりのクオリティを求める歌ってみたに最低限必要な物たちです。正直多いし高いしと悩む方も多いと思います。ご紹介したものよりも安価なマイクやオーディオインターフェイスもありますが、最初に購入した機材が良くなくてモチベーションがなくなるよりは、可能な範囲でお金をかけた方がいいのかなと、個人的には思います。
ほんまに簡単に始めてみるなら、スマホで録音してMix師さんに丸投げしましょう!無償でMixしてくださる方もいます。絵が描ければ付加価値も付けれますね。Youtubeにアップできたなら、Twitterなどで宣伝しましょう。
次回は機材の接続の仕方を纏められたらいいなと思います。
それでは!たかしぃでした!